【Scratch Jr】スクラッチジュニアにおすすめのタブレット5選【2021年】

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スクラッチジュニアは、iPad版とAndroidタブレット版の無料アプリとして利用可能です。しかしタブレットは機種が多いので、いざ買おうとするとどれを選べばよいのか迷ってしまいがちだと思います。そこで今回は、スクラッチジュニアに対応するタブレットの中からおすすめのモデルをピックアップしてみましたので、タブレット選びの参考にしてみてください。

Scratchジュニア用にどのタブレットを買えばいいのかしら?

この記事では、スクラッチジュニアが対応しているタブレットの中からおすすめのモデル5機種をピックアップして紹介しています。

スクラッチジュニアの動作環境

動作条件

スクラッチジュニアの公式サイトでは、アプリをタブレットで動かすための必要な条件が記載されています。

  • 【iPad】:iOS7.0以上のiPad2、またはそれ以降のモデル、iPad miniの全モデル
    ※ただし、最新のScratchジュニアはiOS8.0以上が必要
  • 【Androidタブレット】:7インチ以上でAndroid OS4.2以上のモデル

その他【Chromeブック】についても、Chromeウェブストアにスクラッチジュニアのアプリがありますが、Google PlayストアからAndroid版アプリをダウンロードして使うことが推奨されていますので、ここでは対象としません。

推奨スペック

スクラッチジュニアの最低限の動作条件は上記のとおりですが、推奨スペックについて公式サイトに以下の通り記載されています。

  • 【iPad】:iOS9、またはそれ以降のモデル
  • 【Androidタブレット】:AndroidOS 5以上のモデル

タブレット選びの5つのポイント

タブレットを選ぶうえで大切なポイントをチェックしておきましょう。

タブレット選びのポイントは、「OS」「画面サイズ」「メモリ容量」「インターネット通信機能」「ストレージ(データ保存)容量」の5つです。

OS(オペレーティングシステム)

タブレット選びで最も重要で好みが分かれるのがOS(オペレーティングシステム)です。

現在販売されているタブレットは、アップルのiOS/iPadOS、グーグルのAndroid、マイクロソフトのWindowsの3つが主要製品となっています。

iOS/iPadOS(アップル)

iOS/iPadOSは、アップルの「iPad」シリーズに搭載されているOSです。iOSはiphoneやiPadに搭載されてきましたが、iPad専用の新しいOSとして2019年9月にiPadOSがリリースされました。iOSは引き続きiphoneにも採用されているOSで、iPad AirやiPad Proなどの上位機種で使われています。

iPadOSは、「iOS 13」のリリースと同時に「iPadOS 13」が初めてリリースされました。そのため、iPadOSが搭載されたiPadはいずれもScratchジュニアの推奨スペックをクリアしています。

iOSやiPadOSはiPhoneと同様、シンプルで直感的な操作感のUI(ユーザーインターフェース)が特徴でタブレット初心者でも使いやすいOSです。

Android OS(グーグル)

Androidは、Googleが提供するOSです。誰でも無償で使えるオープンソースなので、多くのメーカーがタブレットOSに採用しています。

多くのメーカーがさまざまな製品を発売しているので、低価格モデルから高価格帯モデルまでラインナップが幅広く、自分のニーズに合わせて最適なモデルを選べるのが特徴です。

Windows OS(マイクロソフト)

Windowsは、Microsoftが提供するOSです。Windowsパソコンと同じOSなので、パソコンの操作に慣れている方にとっては使いやすいOSです。ただし、スクラッチジュニアのWindows用アプリは提供されていないので比較の対象としません。

イチオシはiPadOSですが、コスパ重視でAndroid9.0以上を搭載するAndroidタブレットも十分選択肢に入ります。

画面サイズ

タブレットは画面の大きさによって、使い勝手が大きく変わってきます。現在は、画面サイズが7~8インチの小型サイズ、10インチ前後の標準サイズ、11インチ以上の大画面サイズの3つに分けられます。
※1インチ=2.54cm

7~8インチ(小型サイズ)

7~8インチの小型サイズは、本体が文庫本と同程度のサイズでコンパクトなので持ち運んで使う場合に適したサイズです。通勤・通学などの移動中にマンガや電子書籍を読むのにちょうど良いでしょう。

ただし、7~8インチは画面が小さい分、動画やゲームの映像や文字は見にくくなります。スクラッチジュニアの利用サイズとしては少し小さく感じるかもしれませんが、何よりもコストを重視する場合に限って選択肢にすると良いでしょう。

10インチ前後(標準サイズ)

10インチ前後の標準サイズは、基本性能・携帯性・画面の見やすさなどバランスがとれており、ゲームや動画なども快適に楽しめるサイズです。家の中での利用がメインであれば、このサイズが最有力となるでしょう。

ただし、標準サイズになってくると片手での操作は難しくなります。また、重量もそれなりに重くなるので長時間持っていると手や腕が疲れやすくなるので注意が必要です。

11インチ以上(大画面サイズ)

11インチ以上はタブレットのなかでは大画面の部類になります。キーボードやマウスを接続すれば、ノートPCの代わりにもなるので幅広い用途で使用できます。やはり価格も比較的高額になりますが、画面が見やすくて高性能なのが特徴です。

大きさがあるので当然ながら携帯性は落ちますが、主に家やオフィスで利用するのあれば、このサイズのモデルを選ぶのもアリかと思います。

おすすめは10インチ前後の標準サイズです。見やすさや操作性のバランスが取れています。携帯性やノートPCの代わりとしての利用がないのであれば、このサイズのモデルを選ぶと良いでしょう。

メモリ容量

「メモリ容量」とは、作業中のデータを一時的に保持しておく領域のことです(電源を切るとデータは消えます)。言い換えると、一度に画面に表示できる情報量のこととも言えます。

メモリ容量は、大きければ大きいほど処理効率が上がりサクサク動くようになります。Androidタブレットの場合は2GBでも十分とされていることもありますが、最低4GBは欲しいところです。

また、iPadはメモリ容量を選ぶことはできませんが、もともとある程度は快適に動作するように設計されているのでメモリ容量で悩む必要はありません。

iPadはメモリ容量の選択はできない(気にする必要がない)。Androidタブレットはメモリ4GB以上なら安心です。

インターネット通信機能

タブレットのインターネット通信機能は、Wifi(無線LAN)対応のみのモデルかLTEにも対応しているモデルかどうかで選択肢が変わってきます。あとあと後悔しないようにインターネット通信機能についてもしっかり押さえておきましょう。

Wifi(無線LAN)

現在発売されているほとんどのタブレットは「Wifi(無線LAN)」に対応しています。自宅でWifi通信環境があるなら接続できますし、その他にもポケットWifi(モバイルルーター)、駅やカフェや店舗などに設置されている無料のフリーWifiにつなぐことで通信できます。

また、スマホのデザリング機能を使えば、タブレットからスマホにWifi接続することで外出先でも使うことができます。ただし、この場合はスマホのギガを消費することに注意しましょう。

LTE通信

LTE通信は、タブレットにSIMカードを挿すことで、SIMカードを発行している会社の通信エリア内であれば場所を問わずにインターネットが利用できる通信機能のことです。

NTTドコモ・KDDI・Softbankなどの大手キャリアからも販売されていますが、Biglobe・IIJmio・楽天モバイルなどのSIMフリーモデルから選ぶのが良いと思います。

当然Wifi(無線LAN)のみのモデルよりは、タブレットそのものの価格が少し高くなりますし、LTE通信用のSIMカードの月額料金も発生します。

タブレットを基本的に家庭内で使用するならWifi(無線LAN)機能だけでOK。外出先でもある程度使う想定があるならLTE通信機能もついているモデルを選びましょう。

ストレージ容量(データ保存容量)

「ストレージ容量」とは、タブレット本体に保存できるデータ量のことです。こちらはメモリとは異なり、電源を落としてもデータをずっと保持しておくことができます。

ストレージ容量も大容量になるほど価格も高くなるので、利用目的に応じて必要な容量を見極めましょう。

例えば、Webサイトの閲覧やYouTubeなどの動画視聴がメインの場合は、32GBでも良いと思います。
アプリやゲームをたくさんダウンロードする可能性があったり、写真や動画の撮影もやりたいのであれば、64GB以上は必要です。

また、microSDカードのスロットが装備されているモデルであれば、ストレージ容量を拡張できるので、本体ストレージ容量を抑えて大容量のSDカードを別途購入する、という使い方もあると思います。

現状販売されている製品のラインナップを見てみると、64GBタイプが最も種類が豊富です。このことは、世の中で最も需要がありコスパが良いと言えるので、多くのシーンでマルチに対応できると思います。

なお、Scratchジュニアで作ったゲーム作品などの保存容量は、全体から見ればわずかなのでストレージ容量を検討する際には無視して大丈夫です。

ストレージ容量は、現時点の標準的なサイズは64GB。たくさん保存したいものがある場合は128GB以上のモデルを選ぶか、microSDカードなどの外部ストレージを検討しましょう。

おすすめタブレット5選

Scratchジュニアでプログラミングを学習するという点を最重視したうえで、その他の用途でも十分なスペックをもった最適なタブレットは何か?という観点で考えると、以下のポイントで絞り込んで選びたいところです。

  • ポイント①:OSは、2018年以降にリリースされたiOS 12以降/iPadOS 13以降/AndroidOS 9以降から選びたい。
  • ポイント②:画面サイズは、標準的な10インチ前後のサイズで選びたい。
  • ポイント③:メモリ容量は、最低4GBは欲しい。
  • ポイント④:インターネット通信機能は、Wifi機能だけあればOK。
  • ポイント⑤:本体のストレージ容量は、64GBモデルから選びたい。

これらのポイントを押さえたうえで、以下に5つのタブレットを厳選しました。
これらの中から選べば、Scratchジュニアだけでなく日常使いにも十分に楽しめるはずです。

Apple iPad 10.2インチ 第9世代 Wi-Fi 64GB(2021年秋モデル)

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今年発売される第9世代の無印版iPadは、最低ストレージ容量が64GBにアップしました。

CPUも新しくA13が採用され若干性能がアップしています。2020年に発売された第8世代では、最低ストレージ容量が32GBで少なかったのでこの点は良かったです。

第8世代との違いは、CPUの性能アップと最低ストレージ容量のアップ以外にポイントとなる違いはありません。

安価でコスパが良く、最新のiPadが欲しい人におすすめのタブレットです。

iPadには、iPad Pro/iPad Air/iPad mini/iPadがあり、ただのiPadのことを「無印」や「廉価版」などを付けて呼ばれています。価格は、無印版のiPadが最も安価です。

Apple iPad 10.2インチ 第9世代 Wi-Fi 64GB(2021年秋モデル)
(2021年9月24日発売)
●スペック
・OS種類:iPadOS 15
・画面サイズ(解像度):10.2インチ(2160×1620)
・CPU:A13 Boinicチップ
・メモリ:非公表
・ネットワーク:IEEE802.11a/b/g/n/ac(Wifi)、Bluetooth4.2

・ストレージ:64GB
・カメラ(前面/背面):1200万画素/800万画素

・外部インターフェイス:Lightning、Smartコネクタ、ヘッドホン出力
・本体カードスロット:なし
・バッテリー性能:最大10時間
本体サイズ(高さ×幅×厚さ):250.6×174.1×7.5mm
・重量:487g

Apple iPad 10.2インチ 第8世代 Wi-Fi 128GB(2020年秋モデル)

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iPadは、本体にSDカードスロットがないので、多くのアプリをダウンロードしたり大量の写真や動画を保存したい人におすすめです。

価格が下がった1世代前のモデルがねらい目。CPUも処理能力が高いA12を採用していてメモリも4GBあるので十分なスペックです。

Apple iPad 10.2インチ 第8世代 Wi-Fi 128GB(2020年秋モデル)
(2020年9月18日発売)
●スペック
・OS種類:iPadOS 14
・画面サイズ(解像度):10.2インチ(2160×1620)
・CPU:A12 Boinicチップ
・メモリ:非公表
・ネットワーク:IEEE802.11a/b/g/n/ac(Wifi)、Bluetooth4.2

・ストレージ:128GB
・カメラ(前面/背面):1200万画素/800万画素

・外部インターフェイス:Lightning、Smartコネクタ、ヘッドホン出力
・本体カードスロット:なし
・バッテリー性能:最大10時間
・本体サイズ(高さ×幅×厚さ):250.6×174.1×7.5mm
・重量:490g

Lenovo Yoga Smart Tab 10.1型 4GBメモリ・64GBストレージ・ ZA3V0052JP

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今回紹介する中では最安値のタブレットです。基本性能を満たしていながら安価なタブレットが欲しい人におすすめです。

Googleアシスタントを搭載し、スマートディスプレイとしても使える10.1型のAndroidタブレット。

左右にJBL Hi-Fiスピーカーを装備し、ドルビーアトモスへの対応するなど高いサウンド品質を備えています。ただし、スピーカーを装備している分、部分的に厚みがあるので好みは分かれるところかもしれません。

また、背面にキックスタンドを採用し、スタンドの角度を変えることでホールド・チルト・スタンド・ハングの4つのモードに対応、動画や音楽などをハンズフリーで楽します。

Lenovo Yoga Smart Tab 10.1型 4GBメモリ・64GBストレージ・ ZA3V0052JP
(2019年10月25日発売)
●スペック
・OS種類:Android 9.0
・画面サイズ(解像度):10.1インチ(1920×1200)
・CPU:Snapdragon 439 2GHz+1.45GHz
・メモリ:4GB
・ネットワーク:IEEE802.11a/b/g/n/ac(Wifi)、Bluetooth4.2

・ストレージ:64GB
・カメラ(前面/背面):500万画素/800万画素

・外部インターフェイス:USB Type-C、ヘッドホン出力
・本体カードスロット:microSDカード
・バッテリー性能:最大11時間
・本体サイズ(高さ×幅×厚さ):166×242×24mm
・重量:580g

NEC LAVIE Tab E 10.3型 4GBメモリ・64GBストレージ・NSLKB854T1KZ1S(直販モデル)

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10.3インチの広い画面のタブレットです。文字が大きく表示され見やすいので、ネットや動画、電子書籍などを快適に楽しむことができます。

CPUは「Helio P22T」を採用していますが、「Lenovo Yoga Smart Tab」で採用している「Snapdragon 439」よりも良いベンチマークが出てるという結果もあります。

こちらの製品も日常利用の範囲では性能も十分ですし、何より日本のメーカーのサポートを重視したい人におすすめです。

NEC LAVIE Tab E 10.3型 4GBメモリ・64GBストレージ・NSLKB854T1KZ1S(直販モデル)
(2020年7月15日発売)
●スペック
・OS種類:Android 9.0
・画面サイズ(解像度):10.3インチ(1920×1200)
・CPU:Helio P22T 2.3GHz
・メモリ:4GB
・ネットワーク:IEEE802.11a/b/g/n/ac(Wifi)、Bluetooth5.0

・ストレージ:64GB
・カメラ(前面/背面):500万画素/800万画素

・外部インターフェイス:USB Type-C、ヘッドホン出力
・本体カードスロット:microSDカード
・バッテリー性能:最大11時間
・本体サイズ(高さ×幅×厚さ):244.2×153.3×8.2mm
・重量:460g

Lenovo Smart Tab M10 FHD Plus 10.3型 4GBメモリ・64GBストレージ・Alexa搭載 ZA6M0039JP(直販モデル)

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Alexa搭載のスマートディスプレイにもなる10.3インチのAndroidタブレットです。

Lenovo製のSmart DockにドッキングしてAlexaに話しかけたり、ニュースを聞いたり、離れたところからの声も認識できるので、ハンズフリーで話しかけるだけで部屋のさまざまな場所からスマート家電をコントロールすることができます。

基本性能も十分あるタブレットとAlexa(スマートスピーカー)を合わせて購入したい人におすすです。

Lenovo Smart Tab M10 FHD Plus 10.3型 4GBメモリ・64GBストレージ・Alexa搭載 ZA6M0039JP(直販モデル)
(2020年12月18日発売)
●スペック
・OS種類:Android 9.0
・画面サイズ(解像度):10.3インチ(1920×1200)
・CPU:Helio P22T 2.3GHz+1.8GHz
・メモリ:4GB
・ネットワーク:IEEE802.11a/b/g/n/ac(Wifi)、Bluetooth5.0

・ストレージ:64GB
・カメラ(前面/背面):500万画素/800万画素

・外部インターフェイス:USB Type-C、ヘッドホン出力
・本体カードスロット:microSDカード
・バッテリー性能:最大9時間
・本体サイズ(高さ×幅×厚さ):153×244.2×8.15mm
・重量:460g

まとめ

この記事では、スクラッチジュニアが対応しているタブレットの中からおすすめのモデル5機種をピックアップして紹介しました。

ご紹介した5機種であれば、どれでもScratchジュニアはもちろんのこと、アプリやゲーム、Webページの閲覧や動画視聴など、幅広い用途で使えるものばかりです。

ただし、今回ご紹介した機種にはLTE通信対応モデルはありませんでしたので、外出先で使うにはフリーWifiのある場所でしか使えないこということには注意が必要です。

私としては、タブレット用にわざわざSIMカードを契約するくらいなら、BroadWiMaxや楽天モバイルなどが提供しているポケットWifiの契約した方が良いと思っています。これがあれば、スマホもタブレットも両方つなげるので、どちらのパケットも節約できますから。

また、iPad本体にはSDカードスロットがありませんが、これはデメリットにはなりません。別売りのLightning型の外付けメモリーカードスロットを買えば、iPad本体とSDデータ間のやり取りが可能なりますので。

最後までご覧いただき有難うございました<m(__)m>

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